毎日の夕食は、料理だけが大変なのではありません。
献立を考え、買い物へ行き、下ごしらえをして、食後は片づける。
食事にはたくさんの家事が付いてきます。
食事の宅配サービスを選ぶときは、料金や人気だけでなく、この中のどこまで減らしたいかを考えることが大切です。
この記事では、冷凍弁当・冷蔵惣菜・ミールキット・食材宅配の違いと、目的別のおすすめサービスを紹介します。
食事の宅配サービスは4種類ある
まず知っておきたいのが、食事宅配はすべて「届いたらすぐ食べられる」わけではないことです。
タイプ | 献立 | 買い物 | 調理 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
冷凍弁当 | 不要 | 不要 | レンジのみ | とにかく何も作りたくない |
冷蔵惣菜 | 不要 | 不要 | 温め・盛付け程度 | 家族で同じ料理を食べたい |
ミールキット | 不要 | 不要 | 10〜20分程度 | 作りたては残したい |
食材宅配+キット | 大幅減 | 不要 | 必要 | 食材や日用品もまとめたい |
2026年のオリコン顧客満足度調査では、ミールキットを含む食材宅配サービスを実際に利用した4,661人が調査対象となっています。
利用者からも、献立を考えなくてよいことや、買い物・調理の負担が減ることがメリットとして挙げられています。
つまり、「料理をラクにするサービス」というより、夕食にまつわる一連の家事をどこまで外注するかを選ぶサービスと考えると分かりやすくなります。
※出典:オリコン顧客満足度「2026年 ミールキット 首都圏ランキング」
https://life.oricon.co.jp/rank-food-delivery/meal-kit/syutoken/
食事の宅配サービスおすすめ5選
1.nosh|料理も片づけも極力減らしたい
「今日は包丁もフライパンも使いたくない」という人には、冷凍弁当タイプが向いています。
noshは冷凍された1食分の料理が届き、基本的には電子レンジで温めるだけです。
2026年9月時点の通常価格は、10食プランが6,206円、12食プランが7,344円で、別途地域ごとの送料がかかります。
家族それぞれの帰宅時間が違う家庭にも使いやすいのが特徴です。
一方、人数分の容器を冷凍庫に保管するため、家族が多い場合は冷凍庫の容量も確認しましょう。
※出典:nosh「noshの費用について」
https://nosh.jp/lifestyle
2.ツクリオ|家族の夕食づくりそのものを休みたい
家族で同じ料理を食べたいけれど、自分では作りたくない。
そんな家庭には、冷蔵の作り置き惣菜が向いています。
ツクリオ(旧つくりおき.jp)は、調理済みの主菜・副菜がまとめて届くサービスです。
たとえば4人前×週3食プランは、通常9,990円で提供されています。
温めて取り分ければよいため、献立決め、買い物、下ごしらえ、調理までまとめて減らせます。
「宅配弁当だと家族全員分の容器が増える」という家庭にも選択肢になります。
※出典:ツクリオ公式サイト
https://www.tsukurioki.jp/
3.ヨシケイ|献立と買い物だけ手放したい
「料理自体はそこまで嫌いではないけれど、毎日何を作るか考えるのがつらい」という人にはミールキットが合います。
ヨシケイの「カットミール」は、カットされた食材を中心に使い、約10〜15分で調理できます。
料金は地域や週によって異なりますが、2人用なら1日1,500〜1,700円前後の地域があります。
献立を考えることと買い物はなくしつつ、作りたての夕食は残せるのが特徴です。
「全部宅配にするほどではないけれど、平日の料理を軽くしたい」という家庭に向いています。
※出典:ヨシケイ公式サイト
https://yoshikei-dvlp.co.jp/
4.Kit Oisix|時短しながら料理も楽しみたい
時短だけでなく、「自分では作らない料理も食べたい」という人にはKit Oisixがあります。
必要な食材とレシピがセットになって届き、商品によっては10分程度、主菜と副菜のセットでも20分以下を目安に作れる商品があります。
公式サイトでは、Kit Oisixは2人前994円(税込)からと案内されていますが、メニューによって価格は大きく異なります。
完全に料理をなくすサービスではありません。
その代わり、「献立を考える」「必要な食材をそろえる」という面倒な部分を減らしながら、料理した感覚は残せます。
※出典:Oisix「商品の料金・送料・各種手数料」
https://www.oisix.com/shop.kounyuu--oic_intro_shinki_ryoukin__html.htm
5.コープデリ|食事以外の買い物もまとめて減らしたい
夕食だけでなく、牛乳、卵、日用品などの買い物自体を減らしたい家庭には、コープデリのような食材宅配が便利です。
コープデリでは、通常の食品宅配に加えてミールキットも注文できます。
2026年8月時点では2〜3人前で本体820円の商品を中心に展開し、主菜と副菜がセットになった商品もあります。
献立だけでなく、スーパーへ行く回数まで減らせるのが強みです。
ただし、利用できる地域が決まっているため、申し込み前に配送エリアを確認してください。
※出典:コープデリ「ミールキット」
https://efriends.coopdeli.jp/look/lineup/mealkit/
迷ったら「一番嫌な家事」で決める
5つを比較しても迷うなら、料金より先に「夕食の何が嫌なのか」を考えてみてください。
料理そのものが限界なら、noshやツクリオ。
献立と買い物だけなくしたいなら、ヨシケイやKit Oisix。
スーパーへ行くこと自体を減らしたいなら、コープデリが候補になります。
宅配サービス選びでありがちなのが、「調理時間15分なら短いから」と選んだものの、そもそも料理自体をしたくなかったという失敗です。
反対に、料理が好きな人が冷凍弁当だけにすると、物足りなく感じるかもしれません。
時短できる時間ではなく、嫌いな工程を消せるかで選ぶと失敗しにくくなります。
栄養面は「1食」ではなく1日全体で考える
宅配サービスを選ぶとき、「管理栄養士監修」「野菜○g」といった表示も気になります。
ただし、一つの商品だけで食生活全体のバランスが決まるわけではありません。
厚生労働省と農林水産省の「食事バランスガイド」では、食事を主食・副菜・主菜・牛乳乳製品・果物の5グループに分け、1日全体で組み合わせる考え方が示されています。
宅配弁当だけで足りない場合は、ご飯、みそ汁、果物などを簡単に足す方法もあります。
※出典:厚生労働省「食事バランスガイド」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-03-007
宅配サービスを使ったら家事分担も減らす
食事宅配を導入すると、家庭にある家事そのものが変わります。
たとえば、それまで「献立決め」「買い物」「調理」を担当していた人から3つの家事がなくなります。
ここで気をつけたいのが、空いた時間へ別の家事を詰め込まないことです。
宅配サービスを使う目的は、家事の効率を上げてさらに働くことではなく、家庭に余白を作ることでもあります。
家事分担アプリ「CAJICO(カジコ)」では、家庭に残っている家事の担当や予定を家族で共有できます。

食事宅配を始めたタイミングで家事一覧を見直し、「もうやらなくなった家事」を削除してみるのもおすすめです。
たとえば夕食を宅配にした日は、夫が食器の片づけ、妻は何もしない。
そんな日があっても構いません。
CAJICOのアプリインストールはこちらから

よくある質問|食事の宅配サービス
冷凍弁当とミールキットはどちらがラク?
家事を最も減らせるのは、基本的に調理済みの冷凍弁当です。
一方、ミールキットは10〜20分程度の調理が残りますが、作りたてを食べられるメリットがあります。
料理そのものを残したいかで選びましょう。
宅配サービスは毎日使う必要はある?
毎日使う必要はありません。
特に忙しい火曜・木曜だけ宅配にするなど、「夕食を作らない日」を週に2日作るだけでも負担は変わります。
最初は少ない回数から試すのがおすすめです。
宅配サービスはスーパーより高くならない?
一般的な自炊と比べると、1食あたりの食材費だけでは高くなるサービスもあります。
ただし、宅配サービスでは献立決め、買い物、調理なども減らせます。
食材価格だけでなく、「何分の家事をなくせるか」も含めて比較してみてください。
まとめ|食事宅配は「何を食べるか」より「何をやめたいか」で選ぶ
食事の宅配サービスは、種類によって減らせる家事が違います。
- 調理までなくしたいなら冷凍弁当
- 家族の夕食作りをまとめて休みたいなら冷蔵惣菜
- 献立と買い物だけ減らしたいならミールキット
- スーパーへ行く回数も減らしたいなら食材宅配
- 料金だけでなく「消せる家事」で比較する
大切なのは、人気ランキング1位のサービスを選ぶことではありません。
自分が夕食づくりのどこで一番疲れているのかを考え、それをなくせるサービスを選びましょう。
宅配を始めたら、家庭の家事分担も一度見直してみてください。
CAJICOなら、宅配によってなくなった家事を整理し、本当に家庭に残った家事だけを家族で共有できます。
せっかく宅配で作った余白を、新しい家事で埋めないことも大切です。
「今日は作らなくていい」を、きちんと休める時間につなげてみてください。
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