「一緒に過ごせる時間が増えて、家賃や生活費も分けられる。」
そんな楽しい生活を想像して同棲を始めたのに、気づけばシンクの食器や床に落ちた髪の毛にイライラしている...
「好きなのに、一緒に暮らすと疲れる」
「私ばかり家事をしている気がする」
そんな不満を抱えるのは、珍しいことではありません。
恋人として相性がよくても、生活習慣や家事、お金の感覚まで同じとは限らないのです。
アットホームが同棲経験者373人に行った調査では、38%が同棲後に別れた経験があると回答しています。
別れた理由には、価値観や性格の違い、相手の嫌なところ、生活リズム、金銭感覚、家事分担などが挙げられました。
ただし、嫌なところが見えたからといって、すぐに相性が悪いと決める必要はありません。
大切なのは、不満を我慢することではなく、二人の生活ルールを作り直すことです。
※出典:アットホーム「同棲して別れる原因は?」
https://www.athome.co.jp/contents/couple/break/
同棲で不満が増える3つの原因
1.「気づいた人がやる」で家事が偏る
家事分担を決めず、「できる人がやる」状態にすると、同じ人ばかりが動くようになります。

料理や洗濯だけでなく、
- 洗剤の補充
- 献立決め
- ごみ袋の交換
など、生活には細かな家事もあります。
毎回それらに気づき、相手へ頼む人には、家事を管理する負担まで残ります。
マネーフォワードホームが20〜40代の夫婦・パートナー906人に行った調査では、「家事の5割以上を自分が担っている」と答えた割合は、女性約62%、男性約42%でした。
一方、分担を公平だと感じる割合は男女とも約4割で、負担の認識にズレが見られます。
「相手もやっているつもりなのに、自分は不公平だと感じる」という状態が起こりやすいのです。
※出典:マネーフォワードホーム「夫婦・パートナー間の認識のズレに関する調査」
https://corp.hm.moneyforward.com/news/20251120-mfhm-press
2.お金の「公平」の基準が違う
生活費を半分ずつ出していても、それだけで公平とは限りません。
収入に差がある場合は、同額だと少ない収入の方の負担率が高くなります。
一方が多くお金を出していることを理由に、家事をしなくてよいと考えるケースもあります。

ゼクシィの同棲経験者への調査では、生活費の分け方は「総額を折半」「収入が多い人が多く出す」「項目ごとに担当する」の3つで約9割を占めました。
正解は一つではなく、二人が支出を把握し、納得できているかが重要です。
※出典:ゼクシィ「同棲の生活費っていくら?」
https://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20250225
3.自分の普通を相手にも求めている
- 洗濯物はすぐ片づける。
- 食器はその日のうちに洗う。
- 休日は一緒に過ごす。
自分にとって当たり前でも、相手にとっては当たり前ではありません。
同棲では細かな違いが毎日目に入ります。
どちらが正しいかを決めようとすると、相手の生活習慣を否定する話になってしまいます。
すべてを同じにするのではなく、二人で暮らすうえで守りたい最低ラインを決めましょう。

同棲で嫌なところが見えてきたときの対処法5選
1.不満を「事実」と「お願い」に分ける
起きた事実と変えてほしい行動を分けて伝えましょう

「いつもだらしない」
「何もしてくれない」
と伝えると、相手は責められたと感じます。
「昨日と今日の食器が残っていて、朝使うものがなかった」
「平日の食器は、その日のうちに洗ってほしい」
このように、起きた事実と変えてほしい行動を分けて伝えましょう。
性格ではなく行動の話にすると、解決策を考えやすくなります。
2.家事は作業ではなく担当ごと渡す
「ごみを出して」と頼むだけでは、分別や袋の交換は自分に残ります。
家事は、準備から片づけまでを一つの担当として決めましょう。
家事 | 担当する範囲 |
|---|---|
ごみ | 分別・ごみ出し・袋の交換 |
洗濯 | 回収・洗濯・乾燥・収納 |
食事 | 献立・買い物・調理・片づけ |
項目数を半分ずつにするより、かかる時間や頻度まで含めて分けることが大切です。
3.生活費のルールを数字で決める
お金の話は、どちらかが我慢する前に決めましょう。
最低限、次の4つを共有します。

- 共同で支払う費用
- 毎月それぞれが出す金額
- 高額な買い物を相談する基準
- 余ったお金や貯金の扱い
収入差があるなら、同額ではなく収入比で分ける方法もあります。
一度決めて終わりにせず、収入や家賃が変わったときに見直しましょう。
4.一人の時間を予定として確保する
同棲したからといって、休日や帰宅後を常に一緒に過ごす必要はありません。
週に一度は別々に出かける。
同じ部屋にいても、夜の1時間は話しかけない。
友人を呼ぶときは事前に相談する。
一人の時間を相手への拒絶と捉えず、機嫌よく一緒に暮らすための時間として確保しましょう。

5.週に10分だけ生活を見直す
不満が爆発したときに話し合うと、どちらが悪いかを争う時間になりがちです。
週に一度だけ、「今週困ったこと」と「来週変えること」を一つずつ確認しましょう。
相手の反省を求めるのではなく、生活ルールを調整する時間にします。

感情的になったときは、その場で結論を出す必要はありません。
いったん離れ、話を再開する時間だけ決めておきましょう。
家事の不満をCAJICOで見える化する
話し合って担当を決めても、毎回口頭で頼んでいると、少しずつ元の状態へ戻ってしまいます。
そこで役立つのが、家事分担アプリ「CAJICO(カジコ)」です。
CAJICOでは、家事の予定と担当を二人で共有できます。
繰り返し設定もできるため、ごみ出しやお風呂掃除を毎回お願いする必要がありません。

家事を完了すると相手へ通知が届き、スタンプやコメントで感謝を伝えられます。
家事にポイントを設定し、貯まったポイントをご褒美につなげることもできます。

ポイントは、どちらが偉いかを競うためのものではありません。
見えにくかった家事の負担を、二人が同じ画面で確認するための目安です。
まずは、負担が偏っていると感じる家事を5つだけ登録してみてください。
「私ばかり」と「自分もやっている」の食い違いを、感情ではなく記録を見ながら話せるようになります。

同棲の不満に関するよくある質問
同棲相手にイライラするのは冷めたから?
イライラするだけで、愛情がなくなったとは限りません。
自分の休む時間が減ったり、家事の負担が偏ったりして、余裕を失っている可能性があります。
まずは相手への気持ちと、共同生活への不満を分けて考えてみましょう。
家事はきっちり半分にするべき?
必ずしも半分である必要はありません。
収入、勤務時間、得意不得意を踏まえ、二人が納得できる分担を目指しましょう。
ただし、「気づいた人がやる」だけでは偏りやすいため、主担当は決めておくのがおすすめです。
話し合いで解決しようとしないほうがよいケースは?
怒鳴る、物を壊す、暴力を振るう、お金や交友関係を過度に管理するなどの行為がある場合は、単なる生活習慣の違いではありません。
同居している交際相手からの暴力も、配偶者暴力相談支援センターなどへ相談できます。
安全を優先し、一人で解決しようとしないでください。
※出典:内閣府男女共同参画局「DV相談について」
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/dv_navi/index.html
まとめ|同棲の不満は我慢ではなくルールで減らす
同棲で嫌なところが見えてくるのは、二人が生活を共有し始めたからこそ起こることです。
不満を相手の性格のせいにせず、家事、お金、一人の時間を具体的なルールに変えていきましょう。
特に家事は、担当を決めるだけでなく、実際に誰が何をしたのかを共有することが大切です。
CAJICOなら、家事の担当・予定・完了を二人で見える化できます。
「言わないとやらない」「やったのに気づかれない」を減らし、同棲生活を二人で回す仕組みを作ってみてはいかがでしょうか。




