保育園の予定はカレンダー、ミルクの時間は育児記録、買い物はLINE、明日の持ち物はどちらかの頭の中。
共働きで育児をしていると、情報が家中に散らばり、「言った」「聞いていない」が増えていきますよね。
便利なアプリを入れたはずなのに、入力するのはいつも自分。
結局、予定を確認して相手に指示するところまで自分が担当している——そんな家庭も少なくありません。
共働き家庭に本当に必要なのは、アプリをたくさん入れることではありません。
「いつやるか」「子どもが今どんな状態か」「誰がやるか」の3つを、夫婦で同じように見られる状態を作ることです。
この記事では、育児中の共働き夫婦におすすめのアプリを、困りごと別に5つ紹介します。
家庭に合うものを選べば、毎日の確認や声かけをぐっと減らせます。
共働きの育児アプリは困りごとで選ぶ
まずは、今いちばん困っていることから選んでみてください。
困りごと | おすすめアプリ | 主な役割 |
|---|---|---|
家事・育児が自分に偏る | CAJICO | 担当・予定・完了の共有 |
保育園や仕事の予定が合わない | TimeTree | 家族のスケジュール共有 |
ミルクや睡眠を引き継ぎたい | ぴよログ | 赤ちゃんの生活記録 |
予防接種を忘れそう | 母子モ | 予防接種・自治体情報 |
祖父母への写真送信が大変 | みてね | 写真・動画の家族共有 |
すべてを入れる必要はありません。
まず一つ選び、必要になった機能だけ別のアプリで補うのがおすすめです。
育児中の共働き夫婦におすすめのアプリ5選
1.CAJICO|家事・育児の担当が偏っている家庭に
「保育園の準備をしておいて」「そろそろお風呂に入れて」と、毎回相手に頼むことに疲れているなら、CAJICO(カジコ)が向いています。
CAJICOは、家事や育児の予定、担当、完了状況を家族で共有できるアプリです。
繰り返しの予定も登録できるため、毎日の保育園準備や寝かしつけを、その都度お願いする必要がありません。
終わった家事や育児はポイントとして記録され、家族にも通知されます。
「言われたらやる」ではなく、自分で予定を見て動ける状態を作れるのが特徴です。
総務省の2021年調査では、6歳未満の子どもがいる夫婦の家事関連時間は、夫が1時間54分、妻が7時間28分でした。
夫の時間は増えていますが、家庭内の負担には今も大きな差があります。
分担の偏りは、口頭で話し合うだけでは見えにくいものです。
誰が何をしたかを記録すると、「手伝っているつもり」と「自分ばかり」のズレを確認しやすくなります。
※出典:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」
https://www.stat.go.jp/data/shakai/2021/pdf/gaiyoua.pdf

2.TimeTree|夫婦の予定がすれ違う家庭に
保育園行事、通院、出張、残業など、家族の予定を一か所で確認したいならTimeTreeが便利です。
夫婦で同じカレンダーを共有でき、どちらかが追加・変更した予定を家族全員で確認できます。
予定ごとにコメントも残せるため、「お迎えはどっち?」とLINEをさかのぼる手間も減らせます。
ただし、TimeTreeが得意なのは「いつ何があるか」の共有です。
持ち物の準備や送迎の担当まで管理したい場合は、CAJICOのようなタスク管理アプリと組み合わせると使いやすくなります。
公式サイト:
https://timetreeapp.com/intl/ja
3.ぴよログ|赤ちゃんのお世話を引き継ぎたい家庭に
ミルク、おむつ、睡眠、体温など、赤ちゃんの状態を夫婦で共有したいなら、ぴよログがおすすめです。
入力した内容は夫婦の端末に反映されるため、交代した側が「最後にミルクを飲んだのは何時?」と毎回確認せずに済みます。
授乳タイマーや成長曲線にも対応しており、特に乳児期の引き継ぎに便利です。
共働き家庭を対象とした2025年の調査でも、育児記録アプリでは「ぴよログ」が最も多く利用されていました。
公式サイト:
https://www.sakabou.co.jp/
4.母子モ|予防接種や自治体情報を管理したい家庭に
予防接種の日程や乳幼児健診を忘れたくないなら、母子手帳アプリ「母子モ」が役立ちます。
子どもの生年月日などをもとに予防接種の予定を管理でき、接種時期が近づくと通知を受け取れます。
導入している自治体では、地域の健診や子育てイベントなどの情報も確認できます。
ただし、母子モは紙の母子健康手帳に代わるものではありません。
紙の手帳と併用しながら、予定や情報を確認するアプリとして使いましょう。
公式サイト:
https://www.mchh.jp/
5.みてね|祖父母への写真共有を楽にしたい家庭に
子どもの写真を祖父母へ送る作業が負担になっているなら、家族アルバム「みてね」が便利です。
夫婦がアップロードした写真や動画を、招待した家族だけで共有できます。
写真は子どもの年齢に合わせて月ごとに整理されるため、LINEのトークに写真が埋もれません。
基本機能では写真・動画を容量無制限でアップロードでき、アルバムには最大100人まで参加できます。
写真共有の連絡先を「みてね」にまとめれば、夫婦のどちらか一人が毎回祖父母へ送る負担も減らせます。
公式サイト:
https://family-album.com/
アプリを入れても育児が楽にならない3つの原因
入力する人が一人に固定されている
夫婦で使うアプリなのに、予定の登録も記録も片方だけでは、新しい仕事が増えただけです。
「ミルクをあげた人がぴよログを入力する」「担当した人がCAJICOで完了する」のように、実際に行動した人が記録するルールを決めましょう。

同じ情報を複数のアプリに入れている
保育園の行事をTimeTreeとCAJICOの両方に細かく登録すると、更新が面倒になります。
「日程はTimeTree」「育児記録はぴよログ」「担当と完了はCAJICO」と、情報の置き場所を決めるのが長続きのコツです。

記録するだけで担当が決まっていない
予定や育児記録を共有しても、誰が行動するのかが曖昧なままでは、気づいた人に負担が集中します。
共働き家庭では、「子どもの予定を知っていること」と「自分が担当すると分かっていること」は別です。
予定を共有するだけで終わらず、送迎、通院、保育園準備などの担当まで決めておきましょう。

よくある質問|共働き家庭の育児アプリ
いくつのアプリを使うのがおすすめ?
最初は1〜2個で十分です。
乳児期なら、育児記録のぴよログと、担当管理のCAJICOを組み合わせると、子どもの状態と夫婦の役割を分けて管理できます。
予定のすれ違いが多い家庭は、TimeTreeも加えてみましょう。
LINEやGoogleカレンダーだけでは足りない?
予定の連絡だけなら十分な家庭もあります。
ただし、LINEは情報が流れやすく、Googleカレンダーは「誰が完了したか」を残す用途にはあまり向いていません。
家事や育児の担当まで共有したい場合は、専用アプリを使うほうが確認の手間を減らせます。
夫がアプリを使ってくれないときは?
最初から細かい入力を求めず、「自分の担当を確認して、終わったら押す」だけにしてみてください。
夫婦で育児アプリを続けるには、機能の多さより、入力が面倒ではないことのほうが重要です。
まずは毎日発生する5つほどの家事・育児から始めましょう。
まとめ|共働きの育児は「記録」だけでなく担当まで共有する
共働き家庭に合う育児アプリは、家庭の困りごとによって変わります。
子どもの生活を残すならぴよログ、家族の予定を合わせるならTimeTree、予防接種なら母子モ、写真共有ならみてねが便利です。
ただし、予定や記録が見えても、「結局誰がやるの?」が決まっていなければ負担は減りません。
育児を本当に楽にするには、予定だけでなく、担当と完了まで夫婦で共有することが大切です。
家事や育児の予定を登録し、誰が何をしたかをポイントで見える化できるCAJICOから、「言わなくても分かる」育児分担を始めてみてはいかがでしょうか。




